2011-01-01から1年間の記事一覧

変哲のない一日

今日の日があまり特別な日に感じないのは、年賀状を一枚も書いていないからだろうか。印刷もなにもかも面倒なのですべて親に丸投げしてしまった。帰省したときに出してない人には書こうと思う。年賀状という習慣がこんなにあっさり消えてしまっていいのかど…

知的生産力

知的生産力とはどのような力か? それは柔軟な思考力とか膨大な記憶力とか精緻な論理力とかそんな話ではない。 直観とか天才とかそういうことを語っても仕方ない。僕たちは内容ではなく構造について語るべきだ。質について指摘するのは簡単だ。偉い人は偉い…

地球温暖化について

久しぶりにちょっとしたものを書いてみる。 地球温暖化については僕は特段の意見を今まで持つことができなかった。その科学的知見について僕は特に反対しようとは思わないのだ。ただ、それが主張されるときに必ずついて回る「ですから私たちは温暖化を防ぐた…

比叡山の冠雪

今朝は冷えた。 昨日も冷えたが、 今朝はさらにひどく冷えた。 霜が降り 露地は白く染まった。 紅葉は散り 歩道は落葉で埋まった。 もえあがる木々は裸になって そしてその前日 比叡山には雪が降った。落ち葉は散った 散った 散った 後には裸の枝が残った。 …

私の偉大な人格に比して、この人生のなんとみすぼらしく粗末なことか!

一日一歩ずつ前に進めばいいと思うのに、どうしてこんなにいろいろなことを一日でやらなくてはいけない羽目になるのか。 理不尽な気持ちになる。 僕は今日たしかに新たな知見を得たというのに、それが当該授業の趣旨とあまり関係ないがゆえに、もっと具体的…

こころが折れた

NFは教習所の卒業試験を受けるチャンスだったのに不手際と不運が重なって受けられないかもしれない。たぶん受けられないけど、その結果が火曜日にならないとわからない。凄くストレス。 NFに行く気にもなれない。図書室に籠っていたい。 ここで卒検を逃すと…

金曜日にふたたび

今日(11日)は久しぶりにだらだら過ごした。 帰ってきて、久しぶりに料理して、カレーに肉を入れ忘れて、それから図書館に行くはずが心がじわじわと蝕まれて結局3時間ほどネットをいじくることに相成った。 まあでも、なんだが言い訳がましいけど、こういうの…

京大はどうしたんだ

京大のKURASISという教育システムからのアンケートがあった。 適当に答えたのだが、一週間の勉強時間やクラブ活動時間、課題への取り組み方、授業で身についたことなどについてのアンケートであった。 そういうものが無駄だとは言わない。学生の意見をアンケ…

三文の散文

10月が終わる。 ひどく忙しかった。 僕はずいぶんいろいろなことをやった。 そしてどれも掌の上の水のように抜けて行った。 11月も半ばを過ぎれば10月のたくさんのしごとはみんな干上がってしまうかもしれない。友達に言われた。 僕は忙しすぎるのだと。 そ…

駿台の入学者案内掲載用体験談を書きました。

ひとつも掲載されないかもしれないので(その方がいいような気もするが)ここに公開する次第です。①担任について 何か期するものがあるなら別ですが、見通しが立たないまま駿台に来なくなるのは良いことではないです。勉強が厭になっても予復習をしていなくて…

EXhausted

All I have done is work work work疲れた。 馬術部は部の運営資金を調達するために休日もバイトに行くことがある。10月はずっとはたらきづめで土日にバイトが入って休まる暇がない。 体を壊したようでのどが痛く鼻水は止まらない。 のどが痛いのは寝るとき…

神に愛でられし人

神に愛でられし人は夭折す。 ガロアの評伝にあったことば。あと一年足らずでガロアが決闘で斃れた年齢を僕は超える。短い…。ジョブス氏が亡くなった。 いや、僕は氏について何も知らなかったのだ。名前だけは聞いたことがあったけど、風のうわさに、剛腕で自…

さよならこどもたち

今日、おもひでぽろぽろを視聴。 ついでに、苅谷剛彦『教育改革の幻想』を読了。「おもひで」は名作です。どうしようもなくいたたまれない気持ちにさせるシーンをコンスタントに入れていくのは高畑らしい。最初は流れがつかめたかったが後半になってつながっ…

気合で更新

今日も更新するのです。 ひまですから。レポートの終わりが見えないですが、なつやすみということで気にしません。今日は大文字に登った。これで3度目?4度目かも。この前上ったのは期末の終わった日。大文字からさらに登って行って尾根伝いに蹴上まで踏破し…

雨がふるふる

月曜日は馬休、そのあと三日間練習が雨でつぶれている。 今年の台風は雨台風。 そういうわけでブログの更新が早いわけだ。暇な時間とブログの更新がここまで正比例するとは思わなかった。 昨日は台風でひどい天気の中教習所に行く羽目になり、びしょぬれで行…

哲学と思想

中島の本に心を折られた僕は内田樹に戻っていく。 レヴィナスは哲学者だろうか?それとも思想家だろうか。 者と家。 おお。哲学するのは個人である。しかし思想とは思索されたものの集積である。それが家のように私たちに覆いかぶさる、というわけ。 冗談は…

雨が降っている

今、雨が降っている。窓を開けると東大路通り(ひがしおおじ)の騒音がうるさいが、窓からの風がひんやりして気持ちいい。前にも書いたけど、下宿先の部屋で冷房をかけるのがなぜか気に入らないのだ。なぜだ。中島義道の本を古本屋でみつける。久しぶりに読ん…

耳を澄ませば海が聞こえる

今日「もののけ姫」を見た。 封切の時、両親がなぜかこれを見に行かせようとして(というより自分たちが見に行きたかったのだ)、確か日曜日だったと思うが、僕はむずがって「じゃあ映画見に行かないの?」とかいって怒られたように記憶している。結局10時ころ…

どじょうがまねすることはないけれど

メルケル氏の演説 「……(前略)福島事故は、全世界にとって強烈な一撃でした。この事故は私個人にとっても、強い衝撃を与えました。大災害に襲われた福島第一原発で、人々が事態がさらに悪化するのを防ぐために、海水を注入して原子炉を冷却しようとしている…

ハリーポッターを見てきた

死の秘宝part2。 馬術部の分宿班(夏休みに分担して馬の飼いつけをするシステム)で見に行くことになった。ハリーポッターなんてなかなか見ようとは思わないし、まして映画館でとなると一人では絶対行かない。映画はいつも気になるのを一人で見ていたけど、こ…

言葉の核

最近更新が滞ってしまった。 ただ、ほとんどtwitterのような備忘録で埋め尽くされていた前のスタイルが良いわけではない。あれはあれで、自分の正直な感想を吐露したつもりのはずだった。でもその定型、というか、書き込まれている感情の幅の狭さに閉口しな…

終戦記念日

今日は平和な終戦記念日。 みなが平和への思いを新たにする日。 平和な日々がこのまま続き 世界が平和になりますように 過ちは繰り返しませぬから。聞きなれたことばに却って違和感を感じた。 そういう風に言っていいのかどうか、 今年の終戦記念日は 去年の…

たまにはきざなことを書いてみる

京都大学より今出川通りを西に進むと、鴨川と高野川の合流点に出る。高野川のほうを上流に進み、北大路通りを超え、北山通りに向かうというところで、川の西岸に見えるのが京都工芸繊維大学だ。 ▼この大学にかつて一人の学生が通った。京都市出身の白井晟一…

盛夏

旧暦ではあと1週間ほどで秋である。 昔の人はずいぶん気が早いと思っていたが、今は考え方が変わった。 最近太陽が上るのが目に見えて遅くなってきた。朝がだんだん暗くなっていく。 起きるとずいぶんひんやりして驚くこともある。前日に雨が降ったからかも…

An art of thousand words

自分は関東出身である。今年京都大学に入学し京都に住むことになったのだが、「京都の夏は暑い」ということを入学前も入学後も聞かされてきた。 ▼「京都の夏は暑い」。しかし今年の夏の暑さは例年とはいささか趣を異にしている。自分の部屋にはクーラーがあ…

備忘録・その六

ずっと更新してなかったのでとても久しぶり。アナログ放送がついに終わったらしい。はるか先のことだと思っていたのに。まあ、高校生時代に大学生ははるか先、小学生時代に中学生は永遠の彼方でしたから。たぶん、人生が短いとその分未来は遠く感じるのだと…

台風

昨日の朝から天気は大荒れ。どうも今がピークのようだ。雨も降っているが、風がかなり強い。あちらこちらでガタガタ何かがゆすられる音がする。 窓を開けると風が入ってきて気持ちいいのだが、雨も吹き込んでくるので閉めざるを得ない。閉めるとまるでサウナ…

電力を使いまくる生活

マンションというのがこういうものなのかどうか知らないが、下宿先のそれは夜が非常に暑い。どうもコンクリートの壁から熱気が伝わってくるようなので、壁に張り付いてみると、おどろくべき熱を持っている。こいつが部屋全体を暖房しているのだ。 エアコンは…

マジで幸せ

幸せ最高ありがとうマジで!の公演に行く。500円。会場は冷房がなく、人々は扇風機と団扇で暑さをねじ伏せていた。僕は扇風機の近くに座れたので、割と暑さを感じずに済んだ。最初は ん? という感じだったが、だんだん面白くなってくる。特に奥さんが怒ると…

小鳥の啄ばむままにして

じゃんけんに負けてポロシャツの発注を行うことになった。 疲れた。 時間的にかなり無理のある計画になったので要所でいくつか破綻をきたしたのだが、その時のマネジメントが全部裏目に出てしまった、ように、振り返ってみると思う。 やはり、一日に何もかも…