2015-01-01から1年間の記事一覧

徴兵制復活

これから日本のとるべき道は徴兵制の復活であるという話をする。ただし、徴兵制の復活は周辺諸国(具体的には日本が戦争・占領をした国)への謝罪とトレードオフである。 すべての国家は軍隊を持つ。いや、軍隊に限らず、組織された暴力装置を持っている。学…

同情ハ敵ダ

「無意識の植民地」という本がある。まだ読んでいないが言いたいことは分かる。 本土は地理的にも人口も経済も文化も強く、恵まれており、沖縄は劣っている。このために、本土が不利益になり沖縄に利益になることは決して行われないが、本土が利益になり沖縄…

漸進

一億総女性社会を実現しよう!内閣改造、「1億総女性社会」担当大臣を新設虚構新聞によれば、「安倍首相は来月に行う内閣改造で、看板政策とする「1億総活躍社会」と「女性が輝く社会」を集約し、新たに「1億総女性社会」担当相を置く方針を固めた。」 わ…

少年よ、恋せよ

中年男の共依存的な恋は、ダメな恋です。しかし何も持っていない少年の恋は、彼が自立して成長するために有効な場合がある。 二村ヒトシロミオとジュリエットも同じような話であった。 キャピュレット家とモンタギュー家の「子供じみた」対立からの、両家の…

おおかみになる

細田守は敵を描くのは下手だが、成熟はうまい。そして成熟とは、死、去勢の経験である。バケモノの子ども、くまてつの描き方がすばらしい。第一に、くまてつは幼く、きゅうたも幼いこと。くまてつときゅうたは想像的な関係にあり、だからいつも競争し、けん…

そらりす

タルコフスキーのソラリス見たけど、途中からうんざりしちゃった。 ソラリスが女性の神秘みたいになっている。 さえない中年のおっさんが美しい女性を抱く夢を見た、みたいな話になっている。 ソラリスの具現化するハリーは、要するに自分の無意識が具現化し…

らくがきとゴジラ

本当は三つ切れ目を入れて、「空間概念」と題するはずだった。 ゴジラ1954年について。ゴジラとは? ・旧日本軍 ・アメリカ軍 所謂「戦前的なもの」が表象されている。 敗北によって抑圧された戦前が、「怪獣」となって現れている。自衛隊はもろに日本軍…

Don't stap me

クラスタで話題になっていた「STAP論文」を読んでみた。https://sites.google.com/site/kyototekken2011/rejume/ke-xue-zheno-meng https://sites.google.com/site/kyototekken2011/lun-wen/stap-xi-baono-xing-chengいやはや、こんな長文ご苦労様、とい…

それは嘘

やっぱり納得できない・立ち上がって喝采する観客と、陰口をたたく観客とが分離されている ・客観的に評価できる演奏技術を、操り人形と言ったり天才と言ったりしている ・グールドのように、聞き手を信用しないという立場もありうるし、カラヤンのように、…

戦争論

人びとはほとんどの場合、社会についての知識をもっていない。ただし、社会というのは、組織立った人間の集団のことである。 例えば、いま所属している組織の来歴、意思決定の仕組み及び権力者、構成員の所属の動機などをどのくらい把握しているか。ただし、…

それはよくない!

待っているだけではいけない!

dawn

何かまとまったことを考えたときはここに書く。 備忘録的にも使うかもしれない。いずれにしろ、研究室に配属されたので、初心を新たにしないわけにもいくまい。ここ一年の軌跡はこちら。