あうふへーべん!

乾杯のとき、アウフヘーベン!って音頭をとったら面白いというネタ。
哲研の新歓の笑い話なのだが、頭の隅にこびりついて離れないのでめも。確か、ドイツ語的にもセンスがいい。
ちなみに、ぼくはこの言葉を聞くとフロイト精神分析入門を思い浮かべてしまう。さて、なぜでしょう。読んだらわかるけど…。

僕は大学の生協の書店が嫌いだ。だっていかにも大学生が読みそうな本しか置いてないから。市役所前にあるジュンク堂をまわったときは、三木成夫の特集があったり胡散臭いSF翻訳文庫にファラデーの『ロウソクの科学』があったり司馬遼太郎の対談集を発見したり、思いもよらぬ掘り出し物がいろいろあったのだが。しかし、好き嫌いを言わずきょうは生協の書店をくまなくめぐってみる。
するとすると。
アドルノの『ミニマ・モラーリア』を発見。思わず衝動買いしそうになる!が、4800円。高すぎる。これなら古本屋を漁れば…というかきっと神田の古本屋街にはあるんだろうなあ。
カール・バルトのローマ書注釈みたいなのが平凡社ライブラリーで出ているのも新しい発見。翻訳がたしか同志社の教授でなお驚き。そう、京大から1キロほど離れたかの大学には神学部があるのだ。

結局梅原猛白川静の対談、ヘーゲル精神現象学ε-δ論法その形成を購入。お金が足りなくなりかけてひやっとする。意外と高くついたようだ。
こういう凄いでたらめな本の買い方をすると、僕はちょっと幸せな気分になる。

今はしんふぉにーふぁんたすてぃっくを聞いています。
いいですね、このタイトル!

梅棹忠夫展を見に行きたい。きっと、近いうちに行くであろう。きっと、一人で行くであろう。

そういえば最近友人が続けざまに風邪をひいている。次は我が身か。不摂生な生活を反省しつつ、今日も夜更かし。そして早起き。

そういえば、最近you tubenightwishを聴いている。
クラシックを鼻にかける人の蔑称をなんて言うのか忘れたが、僕はクラシックを聴くようになって、ほかの分野の音楽にもわりと理解を示せるようになったようなきがする。

帰省について、一つ書き漏らしたことがあった。
セイロンベンケイソウを下宿に持ってきた。その強靭な生命力故ゲーテが愛したという、あのセイロンベンケイソウ。ちなみに中学3年の時、花が咲いたら10点という、あのセイロンベンケイソウである。
その生命力は大したもので、なんといっても乾燥に強い。無性生殖が得意で茎でも葉でも、新しい芽をはやすことができる。そして弱光下でも強光下でも生き延びる。ゲーテが愛したというのも頷ける。これなら下宿に持ってきても枯れることはないだろう、と判断したわけである。

今日の炭水化物は焼き芋。
まえのは小さくて不味かったが、今日のは美味しかった。
冷蔵庫の隅にあったサイダーで流し込む。残ったサイダーの気が抜けないように、息を吹き込む。気液平衡で、気中の二酸化炭素の割合が多い分、液中から二酸化炭素が抜けずに済むって、化学で習ったからね!