備忘録・一日の短さについて

まどかマギカは10、11、12話でそれなりに完結しているということが分かった。

パプリカを見た。
初見ではわからなかったが、現代社会が夢さえも合理化のうちに飲み込もうとすることへの反乱のはずが、この世界の狂気を浮き彫りにするという筋立てで、しかも狂気の描写がとても周到。
分かりやすさと分かりにくさの配分も上手。どっちかに偏らない。

最後の映画のタイトルがよくわからなかった。「パプリカ」を観に行くのでいいじゃないか、と思ってしまったのだが。

最近勉強が追いついていない気がする。
忙しいわけではないのに。パソコンに向かいすぎている、とでもいうのだろうか。ひとえにそうなのかもしれないが。
ついつい夜更かしをしてしまう。
どうしてこんなに一日が短いんだろう。

哲学研究会に足を運ぶ。思ったより濃い空気だった。
全学連のひとがいた。
僕たちは行動することが苦手だ。苦手なように見える。行動が、何か絶対的な悪に対して義憤に駆られて立ち上がるという姿に重なってしまい、違和感が生まれる。
が、行動していないというわけではないと思う。行動が、昔のようなわかりやすい形ではやりにくくなっているだけ。

何かに追われている気がする。
それは寂しいから?焦っているから?
もう、全部やろうとすることをあきらめて、必要最低限のことを済ませていけばいいのに。
淡々と、事務的に、ルーティンに、考えず。

雨が最近多い。
でも今日は暖かい日だった。

ゴールデンウィークが間近だ。そしてなんということもなく過ぎて行ってしまいそうだ。変に予定を詰め込むのはいけないが、しかし、何もない日があるのもなあ。

勉強は、しようと思ってするものではないんだ。なんだか勉強したい気分になって、いつの間にか勉強してるんだ。どうしてそんなこともわからないんだ!ぼくは!

金曜日の猫。

木曜日の雀。

土曜日の案山子。

そして日曜日がにこやかにしかし重い足取りでふつふつと湧いてくる。

火曜日を前にして、
月曜日の逃走。
水曜日の空白。

いわゆる月曜日の帰還=期間。