備忘録その1
昨日、予備校で知り合った友人と哲学談義をして、気がつくと10時をまわっていた。哲学についてこんなに喋ったのは2年ぶりくらいだと思う。なかなか疲れた。
折角だからアウトラインを少し。
まず哲学についての個人的な地図と、哲学に対する僕の態度を簡単に紹介して、それからレヴィナス、カミュ、フーコー、アガンベンについて喋りました。レヴィナスは結局大したことを話せなかった。勉強が足りませんな!カミュでこんなに真面目に話したのは初めて。異邦人がまだ理解できていないことを痛感する羽目に。フーコーやアガンベンについて喋るのはもう何年振りだろう…。ちょっと楽しいひと時でした。
馬術部には新入部員が7人、入ったようだ。毎年このくらい。それで、6人は女子。らしい。僕はまだ面識がないが。いったい何がどうなっているんだろう。馬術部には男がやる力仕事がそれなりにあるようだが、どうなるんだろう。それにしてもあまりに極端だ。
そう思ったら22日、もう2人入った。いずれも男子。よかった。
勉強したいことが少しづつまとまってきた。いい兆候だ!
この一年は言語についてもう少し考えてみようと思った。ただ、すんだい時代に、もう少し言語に敏感であるべきだったと思っていた時のプランとはすこし違う方向に進んでいる。
少し地図を描いてみると、
ソシュールを、丸山圭三郎からもう少しきちんと勉強しようと思っている。しかし、まだ始めていない。はじめないと。
チョムスキーの生成文法は知識を入れておいてもいいかもしれない。
認知言語学、これは認知科学の一派のようだ。認知科学自体、自分はあまり興味は持てなかったのだが、すこし勉強する機会がある。折角だからちょっとやってみるのもいいかもしれない。
精神分析も、もう少し勉強してみようと思っている。新宮一成、岸田秀を読んでみるだけ、ではあるが。でも、それを踏まえて、もういちどフロイトにチャレンジしたっていいのだ。
最近京都は雨が多い。すると日中の気温が上がらない、それで夜や朝が冷える。春だからまだいいが、冬はどのくらい冷えるのだろう。朝が寒いのはつらい。しかも、朝にエアコンをつけると、消すのを忘れるという失態を犯してしまう。困ったものだ。
まどか☆マギカを見る。映像は素晴らしかったと思う。筋は抽象的で「セカイ系」を想起させた。日本人はこういう話を好む素地があるんでしょうか。まどかの最期はエウレカに似ていた気がする。世界の歴史を遡ったり、魔女の消滅を願ったりするのは風呂敷を広げすぎている気がしたが、後味の良い終わり方でした。
気になったのは、
主人公が世界の悪意を一身に集めて話が終わるのはコードギアスも同じだった。コードギアスではそのあと変にハッピーな世界が描かれてかえって気持ち悪かったけど、今回はその辺のバランスも実にうまく取れていたと思う。しかし、こういう話にはどうも「身勝手さ」を感じてしまう。無垢な少女には相応しいのかもしれないけど。