毎日がじぇっとこーすたー

一人暮らしだとやることが多すぎてこまる。
忙殺されるのではなくて、いろいろなことが並行して進行するのですぐに見落とす。
たとえば家事をやらなくてはいけない。冷蔵庫の中身は定期的に補給しないといけない。洗濯物を干さないでいて、風呂から上がって洗濯機のふたを開けてびっくりしたり、料理した後余った食材を冷蔵庫に入れ忘れていたりする。
友人関係の約束事と、サークルの新歓と、教授とのやりとりなどで、人間関係にいつも気を使っている。それだけで脳みその30パーセントくらいを常に稼働させていないといけない。
公共サービス等の手続きもある。
とる授業も決めなくてはいけない。授業に必要な教科書を買わなくてはいけない。覚えておくべきスケジュールがいろいろある。
これだけで脳みその相当部分が占領されてしまう。その上に本業たる勉学がのしかかる。新入生だけあって、あれもこれもと目移りしてなにも手につかないでいるが。
そうしたらついに講義ノートを紛失した。どこかに忘れてきたようだ。初回の授業だから、大したことはメモしてなかったが。えええ、そうですとも、そうですとも、その言い訳のためにだらだら前置きしたのですとも。
でも、言い訳も大切です。

だんだん就寝時間が遅くなってくる。
昨日もあれをやったりこれをやったりで、事務的な仕事が済んだ後もあれ(フランス語)を始めようか、これ(数学)を始めようかで寝る気になったのが午前2時。いかん。
しかし朝は遅れていない。毎日7時にきちんと起きている。なのに朝食をとってごみをまとめで食器を洗って時計を見たら遅刻していた。家事がスムーズにできないようである。

初回の授業は一日全コマ入れて、いろんな講義をひたすら受けてみる。教授には良心的な人と態度の悪い人がいる。一限目の教授など、学生が多数遅れてくることに立腹したのかやる気なさそうに喋っていた。しかも講義は日本語なのにテストを英語で行うとか、やりたいことがよくわからない。日本語で勉強してどうして悪いのか。どうやって英語で勉強するのですかと尋ねると、英単語はgoogleで調べるのだという。ますますよくわからない。学生を苦しめたいのか。
構内の構造がよくわからないので講義室に行くのに迷ってしまう。全コマ講義をいれているので移動がとても大変。自転車も久しぶりに乗るのでどうも使い方がぎこちない。小学生のころ乗り回していたのが懐かしい。昼休みは1時間あるけど、おかげでかなり短く感じる。昼は食堂は満員なので、昼食は工夫しないといけない。
今日回った講義にはあまり当たりがなかった。残念。

最後に、アニメの話。パソコンを開くとなんとなく気になってしまう。でも今季は見たいものは無いよう。日常はおもしろそうだったけど。タイトルは工夫の余地があるのでは。
山本寛のインタビューを読む。フラクタルで何をしたかったのかは理解できた(気がする)。山本の意見には僕も同意したい。その方向で頑張ってほしいと思う。でもフラクタルがよいとは言わない。空回りしてしまったのではないかと思う。理屈だけでは、ものごとはなかなかうまく進まない。三言だけ言えば、作中であまりに「正しい」ことを言いすぎている。ことばと描写がかみ合っていない。そして、すべての人物が感情的に行動しすぎていて、幼いように見える。音楽は良質で、設定は魅力的だった。

とりあえず、こうやって考えることができる程度には、僕も落ち着いてきたようです。